高島屋大阪店(大阪市中央区難波5、TEL 06-6631-1101)で10月14日、早くも歳暮商戦がスタートした。昨年より1日長く、73日間の商戦となる。
初日となった14日、7階「ばらのギフトセンター」には開店前から販売員ら約40人が集合し、決起朝礼が行われた。同センター副部長の柏岡賢治さんが「百貨店を取り巻く環境は厳しいが、ギフトはおもてなしの心で贈られるもの。来ていただいたお客さまに『満足』をお持ち帰りいただきたい」と決意表明した後、歳暮カタログの表紙にも掲載されている商売繁盛の縁起物「熊手」の大型パネルを手に、全員でこぶしを挙げ「頑張ろー」と決意を新たにした。
同店では同日より早期受け付けを開始、商戦のピークは11月28日~30日を想定する。平均単価は4,000円を見込み(昨年度実績=4,178円)、売り上げ目標は前年と同じ。売り場には1,400点の商品を展示(パネル展示含む)しており、昨年の売れ筋ベスト3は「精肉・ハム」「和酒・ビール」「洋菓子」。今年はこれらの定番商品に加え、単身世帯の増加に伴い1人用に小分けした食品の詰め合わせなどの「ぜいたくかんたん少量ギフト」や自宅用の「ウィンターフードセレクション」を充実させた。家庭回帰志向を背景に、「鍋料理」「クリスマス向け」「年末年始向け」の商品を強化したという。
ギフトセンターの開設は12月25日まで。