スマートアレック（大阪市中央区西心斎橋1、TEL 06-4560-2157）が発売する「オリジナルフリスクケース」が話題を集めている。

河井社長が愛用する「オリジナルフリスクケース」

　同社が運営するネットショップ「世界一ダサいネットショップ」で3月に販売を開始した同商品。市販のフリスクに装着して使用するもので、一見すると普通のフリスクに見えるが、「FRISK」という文字の部分と、「PEPPERMINT」「SPEARMINT」などの味の名称部分をオリジナルの文字列にできるというもの。

　「子どものころから人を笑わせるのが好きだった」と話すのは、同社社長の河井大志さん。昨年12月にオープンしたネットショップで、「追い込まれてもやりません。」「でで～ん、吉田あうと」など「ダサい」フレーズが入った「オリジナルキーホルダー」（500円）や、旅館の鍵を模した「旅館キーホルダー」（1,980円）などの商品を取り扱っている。「オリジナルフリスクケース」は、友人からの「オリジナルのフリスクステッカーを作ってほしい」という依頼を受けて商品化したという。

　「オリジナルフリスクケース」は、フリスクと同形状のプラスチックのふたにステッカーを貼り付けた「オリジナルフリスクケース」（680円）、ステッカー部分のみを販売する「フリスクケースのお買い得シール」（3枚＝600円）のほか、プレゼント用としてオリジナルキーホルダーとのセット販売も行う。

　「自分の名前のほか、大学のサークル名、韓流スターなどタレントの名前を入れる人が多い。売れ筋の文字色は青とピンク」と河井さん。20～30代の購入客が多く、1～2個を購入する客のほか、結婚式などで配布するためにまとめて購入する客もいるという。現在では1カ月に約1,000個を売り上げるヒット商品になった。

　河井さんは「今後は裏面の成分や原産国名などが記載されている部分のオリジナルステッカーも販売したい。『頑張っている』感が出すぎないようなダサい商品を開発していきたい」と意気込みをみせる。