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小箱400個のアート作品を「森」に見立てた作品展-なんばパークスで

400個の「森」を展示する

400個の「森」を展示する

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 なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)7階のパークスホールで現在、森をテーマにした企画展「モリを呼ぶ窓」が行われている。

400個もの「窓」が並ぶ

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 大阪芸術大学グループ(南河内郡)が主催し、芸術計画学科がプロデュースする「なんばパークスアートプログラム」の第7弾として行われている同展。毎回、さまざまな学科の学生らがコンテンツを担当しており、今回は同大学短期大学部(兵庫県伊丹市)デザイン美術学科の1・2年生と教員が「森」をイメージした作品を制作した。

 会場内には20センチ四方の小箱約400個を展示し、それぞれの箱の内部にはドローイング、版画、イラスト、写真、立体造形、ガラス工芸などで「森」をイメージした作品を作り込み、窓越しに森を眺めているようにした。「学生・教員がなんばパークスにそれぞれの想像の『森』を持ち寄り、多様性の『森』を表現した」(実行委員長の横溝秀実短期大学部デザイン美術学科長)。

 同大学短期大学部デザイン美術学科講師の中川佳宣さんは「各学生が、自分の専攻分野を生かして、自分自身に向き合いながら作品を作り上げた。『森』が400個集まった様子を見ると、宇宙的規模の『森』に見える」と話す。

 関連イベントとして9日14時から、同展に出品している短期大学部の講師3人がパネリストとなり、トークショー「イメージの発芽」を行う。定員30人。翌10日14時からはワークショップ「箱の中はすてきな宇宙」を予定。展示されている小箱と同じ箱を用い、参加者がそれぞれの思い出の品を詰め込んだアート作品を作る。定員15人。いずれも参加無料。

 展示時間は11時~20時(最終日は17時まで)。今月11日まで。

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