心斎橋に「ジーユー」初旗艦店-ほとんどの商品がユニクロの半額以下

秋冬物を600アイテムそろえ、そのほとんどがユニクロの半額以下で販売する

秋冬物を600アイテムそろえ、そのほとんどがユニクロの半額以下で販売する

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 大阪・心斎橋筋商店街に10月22日、低価格カジュアルブランド「g.u.(ジーユー)」の初の旗艦店となる「ジーユー心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋2)がオープンした。運営は、カジュアル衣料ブランド「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの子会社のGOVリテイリング(東京都港区)。

「ジーユー」を運営するGOVリテイリングの柚木治社長

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 同店は、8月22日に閉店した旧「ユニクロ心斎橋店」跡に出店する。地下1階~地上3階の4フロア構成で、店舗面積は「ジーユー」としては最大の500 坪。広さを生かし、商品をフルラインで展開するほか、同店限定商品も展開する。1階と2階の一部が女性向けフロア、2階の一部と3階が男性向けフロア、地下1階が女性向けインナーとキッズのフロアとなる。

 490円のTシャツや990円のジーンズなど、1,000円未満のアイテムを多数そろえ、全アイテムの80%がユニクロの半分以下の価格と安い一方で、「ユニクロよりもポップなデザインのものを多数そろえる」(同社の柚木治社長)。店頭に12体、各階に10体ずつ設置するマネキンには、安さを強調する大きなプライスタグを付ける。

 オープン前日の21日に行われた内覧会で、柚木治社長は「通常店舗の5~10倍の約40体のマネキンを設置し、スタイリングやコーディネートを表現するとともに、定番商品やコア商品を多く陳列することができた」と旗艦店の特徴を説明。秋冬シーズンは通常店の500アイテムに加え、心斎橋限定商品として約100アイテムをそろえる。

 同社は、2006年10月に千葉県市川市に1号店をオープンして以来、これまでに120店舗を展開している。2011年8月期末時点で152店舗、2011年8月期以降も年間40~50店舗を出店する予定で、新規出店店舗は200~250坪を標準とするとともに、500坪規模の旗艦店も積極的に出店し、2013年8月期には200店舗体制、年間売り上げ500億円を目指す。

 営業時間は11時~21時(今月22日~24日は10時オープン)。

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