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グラフィックデザイナーが「TV」テーマにポスター展-南船場のペーパーボイスで

デザイナー9人が「TV」テーマに自由にデザインしたポスター

デザイナー9人が「TV」テーマに自由にデザインしたポスター

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 大阪・南船場のギャラリー「ペーパーボイス大阪」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6262-0902)で現在、「TV」を題材にしたポスター展「D+TV展」が開催されている。

ポスターを動画にし上映するコーナーも

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 同展は、関西を中心に活動するグラフィックデザインチーム「D+(ディープラス)」が企画、主催するもの。同チームはほぼ全員が30代という大垣ガクさん、カズ・オオモリさん、佐藤浩二さん、鈴木信輔さん、峠田充謙さん、タニオカシゲキさん、西村雄樹さん、樋口寛人さん、増永明子さんのグラフィックデザイナー9人に、「監督」の坊雅和さんを加えたメンバーで構成する。昨年10月に初めての展示会を行って以来、これまで2カ月に1回のペースで展示会を行ってきた。

 会場には、16対9とテレビ画面と同じ縦横比で、デザイナー9人が自由にデザインしたポスター9点が並ぶ。坊さんは「9人それぞれが、『新しいTV像』をポスターとして表現した」と話す。会場にはそのほか、各ポスターをそれぞれ約20秒の動画にし、テレビ番組のようにして上映するコーナーも設けた。

 同チームでは毎回、来場者に「誰の作品が良かったか」を投票してもらうなど「楽しみながら競い合える」ようにしており、展示会のロゴマークも各デザイナーが持ち寄った案から選んだ。同展のロゴマークに選ばれた樋口さんは、緑色の枠内に「D+」という緑色の文字を配置、「昔のテレビのチャンネル表示をイメージし、粗いドットで適当な位置に表示されるのを再現した」と話す。

 前回の展示会からD+のメンバーとして加わった大垣さんは、「これまで関西にはこのようなチームはなかったと思う。大阪にD+というグラフィックデザインチームがあるんだという存在感を出していきたい」と意気込む。

 開館時間は9時~17時15分(最終日は15時まで)。4月15日まで。

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