アメリカ村のライブハウス「ビックキャット」(大阪市中央区西心斎橋1)で11月4日、「サイバーミュージックアワード」グランプリ決定戦が開催され、インストゥルメンタル曲を披露した「K-106」がグランプリに輝いた。
同イベントは、「関西で頑張る」インディーズアーティストを応援する目的で開催されている音楽コンテスト。10回目を迎える今回の決定戦では、約1,000曲の応募から、審査員による審査とインターネット・携帯電話での試聴による一般投票の結果、予選を通過した7組がライブパフォーマンスを行った。
グランプリに輝いた「K-106」は、1999年に大阪で結成して以来、全国でライブ活動を続ける7人組のインストゥルメンタルバンド。ギター、サックス、トロンボーンなどを用いた、「ロックとファンクを併せ持つ」オリジナル音楽が特徴。ライブでは「天照~Pray for the sunrise」「Man Power」「Gaea Tribe」の3曲を熱唱、観客らはリズムに合わせて体を動かすなど、会場は熱気に包まれた。
演奏後、メンバーは「コンテスト出場は初めてだったが、『音楽を楽しもう』という思いはいつも変わらないので楽しく演奏することができた」とコメント。グランプリ決定後トロフィーを受け取り、「本当に応援ありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と笑顔で喜びを語った。今後「K-106」の楽曲は「iTunes Store」でも販売を始める。そのほか、準グランプリは「Ajara(アジャラ)」、ZAQ特別賞は「マッカーサーアコンチ」、審査員特別賞は「ジェイムス」がそれぞれ受賞した。
イベントに協賛した地域情報コミュニティーサイト「ZAQ」の担当者は「今回は約800人の来場者数があり、入場規制を行うほど例年にも増して盛況だった。どのバンドもレベルが高く、僅差でのグランプリ決定となった。『K-106』については、当社のコンテンツやイベントなどで、露出する機会を少しでも多く持っていけたら」と話す。ライブの模様は、イベント特設サイトで動画配信も予定している。
サイバーミュージックアワード関連画像(なんば経済新聞)-「K-106」のパフォーマンスの様子関連記事(なんば経済新聞)-アメ村で「サイバーミュージックアワード」