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アメリカ村の書店で朗読会-米文学翻訳家・柴田元幸さん迎える

朗読とトークショーを行う翻訳家の柴田元幸さん ©島袋里美

朗読とトークショーを行う翻訳家の柴田元幸さん ©島袋里美

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 アメリカ村の書店「スタンダードブックストア」(大阪市中央区西心斎橋2、TEL 06-6484-2239)で9月30日、翻訳家・柴田元幸さんを迎えて朗読会とトークショーが行われる。

朗読予定の旅エッセイ集「ケンブリッジ・サーカス」

 柴田さんは1954(昭和29)年東京生まれ。東京大学文学部教授、アメリカ文学研究者、翻訳家。ポール・オースター、スティーブン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、レベッカ・ブラウンなど、現代アメリカ小説の名訳で知られる。1992年に著書「生半可な學者」(白水Uブックス)で講談社エッセイ賞、2005年に「アメリカン・ナルシス」(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、2010年には、翻訳を手がけたトマス・ピンチョン著「メイスン&ディクスン」(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。

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 著書に「アメリカ文学のレッスン」(講談社現代新書)、「翻訳教室」(新書館)、「ケンブリッジ・サーカス」(スイッチ・パブリッシング)、訳書にオースター「偶然の音楽」(新潮社)、ミルハウザー「マーティン・ドレスラーの夢」、ダイベック「シカゴ育ち」(共に白水Uブックス)など。2008年に創刊したヴィレッジブックスの季刊文芸誌「モンキービジネス」では責任編集者を務める。

 「イベントの一部としてではなく、単独で行うのは初めて」(広報の平井静香さん)という同店の朗読会。雑誌「SWITCH」を発行するスイッチ・パブリッシング社長の新井敏記さんからの推薦を受けて今回の開催が決まった。同店代表の中川和彦さんは、新井さんから「何度も柴田さんの朗読の素晴らしさをうかがっていた」という。

 当日は、著書「ケンブリッジ・サーカス」や翻訳を手掛けたバーナード・マラッド著「喋る馬」(共にスイッチ・パブリッシング)を朗読するほか、トークショーとサイン会も行う。平井さんは「翻訳家にどうやってなったらいいのか分からない人も多いと思うので、トークショー後の質疑応答で積極的に聞いてもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は19時30分~21時30分(19時開場)。前売り券は完売しているが、当日券も若干用意する予定。当日券は1,200円(1ドリンク付き)。

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