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道頓堀で「大阪ラーメン」試食会-産経新聞記者とエースコックが開発

試食会で開発のポイントについて話す、エースコックの植田浩介さん

試食会で開発のポイントについて話す、エースコックの植田浩介さん

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 道頓堀の中座くいだおれビル(大阪市中央区道頓堀1)1階の物産店「諸国漫遊 大阪マーケット」内イベントブースで9月28日、カップめん「それゆけ!大阪ラーメン」の試食会が開かれた。

開発中のカップめん「それゆけ!大阪ラーメン」

 産経新聞社(浪速区湊町2)とエースコック(吹田市)が、メディア関係者やブロガーらを招いて開いた同試食会。12月初旬に全国で発売を予定するカップめん「それゆけ!大阪ラーメン」(200円)の開発の経緯を説明するとともに、開発中の試作品を持ち込み参加者に提供した。

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 大阪社会部の記者らの「大阪にご当地ラーメンがないのはなぜ?」という素朴な疑問から、昨年4月に始まった「大阪ラーメン」プロジェクト。産経新聞紙上で「それゆけ!大阪ラーメン部」の連載を始め、職人への取材やグルメライターへのインタビューなどを通じて掘り下げていった。その中で、「大阪の豊かな食文化にたどりつき、『甘辛』と『始末』という2つのコンセプトを導き出した」(記者の中井美樹さん)という。

 今年1月に大阪長居陸上競技場(東住吉区)で行われた「大阪国際女子マラソン」の際に、同プロジェクトが「大阪ラーメン」をブース出店したところ「予想以上に売れた」(同)ことから、エースコックとのカップ麺化に向けた共同プロジェクトが立ち上がった。プロジェクトでは、きつねうどんの揚げのような、甘すぎず辛すぎない「甘辛」味、食材を上手に使う大阪の「始末」の良さ、さらには大阪の「だし文化」の3点をポイントに開発を行ったという。

 エースコックで商品開発を担当する植田浩介さんは「鶏がらベースのしょうゆスープに昆布だしを加えることで、絶妙な『甘辛』味を作った。また、チャーシューフレーバーを精製する際にバイプロ(副産物)として出てくるチャーシューだれを使うことで、大阪の食材を使い切る文化、つまり『始末』にこだわった」と開発のポイントを話す。

 試食会に参加した日本コナモン協会(浪速区幸町1)の熊谷真菜会長は「大阪はラーメン不毛の地といわれていたが、ここ10年ほどの間に自家製麺を使う店が出てくるなど、ものすごく伸びてきている。スープのベースにもう少しコクがあればよいのでは。なるとも通天閣の図柄にするなど、大阪一色にできれば」と話す。大阪の街並みを紹介するブログ「ゴリモンな日々」のゴリモンさんは「コンセプト作りを『大阪の食文化』からスタートしたのはよい」と話す。

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