心斎橋オーパ(大阪市中央区西心斎橋1)地下階段に、音の出るポスターが掲出された。
音の出るポスターが掲出されたのは、心斎橋オーパ1階から地下鉄御堂筋線心斎橋駅につながる階段部分。8月1日にセカンドミニアルバム「まぼろしのカタチ」をリリースした音楽グループ「grram」のB0サイズポスター15枚のうち2枚から、同グループの楽曲が流れる仕組み。
ヤマハ製スピーカーを採用したもので、ポスターそのものから音が出る。同グループが所属するレコード会社「ビーイング」(東京都港区)の相島一輝さんは「レコード会社として作品を伝えることを考えた時、ビジュアルと音を伝えることができるメディアを、テレビ・ウェブ以外で模索していた中、ヤマハさんが開発したスピーカーシステムに出合った」と振り返る。
音の出るポスターの設置場所として心斎橋オーパ地下を選んだ理由については、「grramの所属するレーベルが大阪にあり、メンバーも関西在住ということと、若いバンドなので、若者が集まる心斎橋近辺をターゲットにした」と話す。8月31日には北堀江「hillsパン工場」で初のワンマンライブも予定する。