なんばウォークに「お菓子の縁結び神社」-どら焼き1300枚、チョコ40キロで作る

お菓子の縁結び神社

お菓子の縁結び神社

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 大阪・難波の地下街「なんばウォーク」内クジラパークで2月8日、「お菓子の縁結び神社」の完成セレモニーが行われた。

除幕式の様子

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 お菓子の縁結び神社「縁結びなんばワン神社」は、同地下街のバレンタイン企画の一環。パティシエを目指す大阪調理製菓専門学校(泉大津市)の製菓衛生師科と製菓総合本科の学生約80人が手掛けた。約1カ月かけてデザインを考え神社本殿や鳥居などになる菓子のパーツを準備し、2月6日から現地で飾り付けを行った。

 セレモニーには学生となんばウォークのキャラクター犬「なんばワン」らが参加。縁結び神社の鳥居看板の除幕後、来場客の良縁や恋愛成就を願い全員で一斉に参拝した。学生らは絵馬に「彼氏ができますように」「結婚できますように」などと願いを書いて飾った。

 使った材料は、チョコレート約40キロ、どら焼き約1300枚のほか、マカロン、シュー生地、シュガークラフト、あめ細工、スポンジ、パン細工など。境内全体のサイズは、高さ2.4メートル、幅3.6メートル、奥行き3.6メートルの巨大サイズだ。

 製菓総合本科2年生の畑谷恵理さんは「どら焼きの鈴やショートケーキをイメージしたさい銭箱がポイント。和菓子、パン、洋菓子の3つの分野を使っているのを見てほしい。恋愛成就がテーマだが、友達、お世話になった人、家族などたくさんの縁が結ばれる神社にしたい」と話す。

 9日~14日には、なんばウォークのキャラクター犬「なんばワン」を用いたオリジナルおみくじ(各日1000人)や恋愛に関する願いを書いて神社に奉納できる「なんばワン絵馬」(各日1000枚)を用意する。イベント終了後、絵馬は恋愛の神様として有名な熊野若王子(にゃくおうじ)神社(京都市左京区)で祈とうを受ける。

 お菓子の縁結び神社は14日19時まで。

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