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アートの「つなぎ手」に焦点をあてた企画展-なんばパークスで

企画展の様子

企画展の様子

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 なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)7階「パークスホール」で11月29日、企画展「ギャラリストのまなざし」が始まった。

毛などで作った鳥の立体物も

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 なんばを芸術文化の発信拠点にしようと、大阪芸術大学グループと南海電鉄が産学協同で取り組む「なんばパークスアートプログラム」の第10弾。芸術や文化の「作り手」と「受け手」をつなぐ「つなぎ手」を育成する、同大学芸術計画学科が手がける。谷悟准教授は「ギャラリーや美術館ではない場所柄、一般の人にも見てもらえる」と、なんばパークスでの企画展の意義を話す。

 今回は、画廊やギャラリーを運営するほか、作家の営業・広報活動などアーティストのマネージメントを行う「ギャラリスト」に焦点をあてた。会場には同大学出身の20代前半~30代前半のギャラリスト6人が選んだ、同大学出身の10人の「同世代の伸び盛りの」(谷さん)アーティストの作品を展示する。作品は写真、イラスト、立体、インスタレーションなど様々で、ギャラリストごとに区切って展示する。

 関連イベントとして、同展に参加するギャラリストと、コーディネーターの山中俊広さんがトークショーを行う。ギャラリーオーナーとして活躍するギャラリストが話す「ギャラリー運営の中でのアートマネジメント」(12月1日14時~15時30分)と、ギャラリーでアシスタントとして働くギャラリストが話す「ギャラリーの現場で学ぶアートマネジメント」(7日15時~16時30分)の2回。トークショー後、ギャラリストが作品解説を行う。また会場横でワークショップ「小さな幸せ“カールもどき”をつくろう!」(7日16時~19時、8日13時~16時)を開く。フリースや綿で、お菓子の「カール」のようなものを作る。

 開場時間は11時~20時(最終日は17時まで)。入場無料。12月8日まで。

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