アメリカ製高級自転車ブランド「キャノンデール」を展開するキャノンデール・ジャパン(本社=大阪市西区南堀江)は4月下旬、「キャノンデール心斎橋」(中央区東心斎橋1、TEL 06-6271-1000)をオープンした。
1971年に米コネチカット州で設立された「キャノンデール」は、「世界初」の製品を数多く生み出すことで知られる。近年は、イタリアのシューズメーカーであるディアドラ社と業務提携するなど、バイク部門以外の強化も実施している。
心斎橋店は、キャノンデール中目黒、軽井沢、福岡、大阪・南港アウトレット、赤坂、銀座に続き国内で7店舗目。店舗面積は、アウトレット店を除くと最大である約40坪で、その広さを生かし、1階フロアではアパレルやアクセサリー商品を、2階フロアではスポーツバイクを中心に、それぞれ展示・販売を行う。
価格帯は、スポーツバイク=99,000円~1,200,000円、ウエアやアクセサリー=1,500円~30,000円、サイクリングシューズ=13,000円~45,000円が中心。
同社スタッフは「ウエアやシューズなどのアクセサリー商品を充実させることにより、本格的なライダーだけでなく、サイクリングを趣味で楽しみたい人や、自転車での生活を新たに検討している人など、幅広い層を取り込みたい」と話している。また、世界の一流ブランドの出店が続く心斎橋エリアが日本有数のブティック街となっていることから、同社では、「心斎橋に世界中から集まる感度の高い消費者に向けて、単なる商品の提案だけでなく、自転車を通した最新の情報発信を続けていく」としている。
営業時間は12時~21時。不定休。