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南船場で「睡眠中に描いた絵」を展示-現代アーティストの浜崎健さん

睡眠中に描く「寝画」を展示する浜崎健さん

睡眠中に描く「寝画」を展示する浜崎健さん

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 迷路を描いたドローイング作品や茶会パフォーマンスで知られる現代美術アーティスト・浜崎健さんの新作展「IN-SLEEP DRAWING 2014/寝画2014」が2月7日から、南船場の「浜崎健立現代美術館」(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6241-6048)で行われている。

「寝画」には夢日記も記載されている

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 飛行機が好きという理由から2011年に始めた、飛行機の搭乗中に作品を描く「IN-FLIGHT PAINTING」に続き、寝るのが好きという理由で2012年12月から始めた「寝画(ねが)」。寝る前に、手にパステルクレヨンのようなものをゴムで縛り付け、キャンバスの上に手を置いて睡眠中に作品を描く。パステルクレヨンの色は、タイを訪問中に曜日ごとに色が決まっていることを知り、それを参考に1週間を曜日で7色に分けて描く。

  会場では、浜崎さんが睡眠中に描いた2014年の1年間分、365日の作品を月ごとに日めくりカレンダーのように展示。作品にはその日に見た夢の記録も付ける。「風邪をひいたときには、ぐちゃぐちゃの絵に仕上がっているなど、後で見返すとなんとなく夢と関連付いている作品があって面白い。寝ている時に描くので、ソファや机に色を付けてしまうなどの失敗もあった」と浜崎さん。

 浜崎さんは「今、寝画を描くのが楽しくて仕方ない。まるで寝るために起きているような感じ。朝起きると作品が仕上がっている寝画のスタイルは、究極の抽象画なのではないかと思う」と話す。

 開催時間は12時~20時。水曜定休。入場無料。3月1日まで。

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