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なんばに食パン専門店「高匠」 湯種製法で焼き上げる

湯種製法で焼き上げた食パン

湯種製法で焼き上げた食パン

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 南海難波駅西側に5月9日、食パン専門店「高匠」(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6710-9188)がオープンした。

大きなのれんが目印

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 2016年10月に1号店としてオープンした「阿波座店」、2017年3月にオープンした「天六店」に続く3店舗目。17日には北新地駅ナカにもオープンした。小麦粉を熱湯でこねて、低温で熟成させる「湯種製法」で焼き上げた食パンを販売する。

 店舗面積は約5坪。販売するのは食パン1種類のみで、1本(2斤)=700円。食パンは番重(ばんじゅう)という容器に入れて陳列する。同店担当者は「湯種製法を用いることで、小麦粉のでんぷん質の甘味を引き出し、弾力性の強いもっちりとした食感が特徴」と話す。卵は不使用。

 同店の食パンの重さは2斤約950グラムで、一般的な食パンの約1.3倍。担当者は「小麦粉の分量が多く、目が詰まっていることが理由。焼かずにそのまま食べるのもお勧め」と話す。賞味期限は常温で3日間、スライスしてラップに包んだ状態の冷凍保存で10日間。

 同担当者は「素材や作り方、量に対して、価格は抑えるよう努力した。今は食パンがはやっているが、ブームが去った後でも常食パンとして食べてもらいたい」と話す。同店では会員証をスマホアプリ化しており、スマホでの事前予約にも対応する。

 営業時間は11時~20時(売り切れ次第終了)。

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