南海電鉄とナムコは7月2日~11月30日の5カ月間、周遊型謎解きゲーム「名探偵へのきっぷ」を開催する。
南海電鉄の1日フリー乗車券がセットになった「謎解きキット」を購入し、プレーヤー自らが探偵になって電車に乗り沿線各所を巡り、事件を解き明かしていく、周遊型謎解きゲーム。ゲームのクリアには2~4時間ほどかかるという。
謎解きキットは「奇妙な依頼人 編」と「消えたカメラの謎 編」の2種類があり、各編とも沿線を舞台とした推理小説仕立てのストーリー。「奇妙な依頼人 編」は、何者かに殺されてしまった「三宮陽樹」から依頼を受け、彼に代わって事件の真相を明かしていく。「消えたカメラの謎 編」は、「自分のカメラが盗まれた!」という「土屋一利」からの依頼を受けて、5人の容疑者の証言をもとに調査する。
事件の真相を解き明かして、なんばパークス6階の「なぞともCafe」のスタッフに解答を報告し、「エピローグ」(事件の真相が書かれた冊子)を受け取るとクリアとなる。「奇妙な依頼人 編」と「消えたカメラの謎 編」の両方をクリアし、両方のエピローグを持参すると、表彰状が付いた「エクストラエンディング」を受け取ることができるという。
チケットは、大人=2,300円、小児=500円で、関西空港駅と高野山駅を除く南海全線が乗り放題となる「1日フリー乗車券」がセットになっている。小児券だけの購入はできない。チケットは、関西空港駅と高野山駅と係員無配置駅を除く各駅窓口で開催期間中販売するほか、7月1日に先行販売を行う。9時~12時に難波駅2階中央改札口前特設会場でチケットを販売し、13時~17時に「なぞともCafe」で記念撮影や謎解きタイムの計測などを行う。