南海電鉄が運営する高架下をリノベーションした商業施設「なんばEKIKAN」(大阪市浪速区敷津東1)にあるカフェ「BROOKLYN ROASTING COMPANY(ブルックリン ロースティング カンパニー)」で10月28日、建築に関するトークライブと特別展示が行われる。
「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪2017(イケフェス大阪)」の一イベントとして行われるもの。
トークライブは、デザイン・設計事務所「graf」代表の服部滋樹さんと、ユニークな不動産物件を紹介するサイト「東京R不動産」を運営する林厚見さんが、「鉄道高架下・リノベーション、人が集まる場所を作る」などをテーマにトークする。開催時間は10時~12時。
特別展示は、「『南海ビル』竣工から未来へ繋ぐ特別展示」と題し、完成当時の写真などのパネル(10点前後)と、現在建築中の「新南海会館ビル」の模型を展示する。8時~20時。
南海電鉄都市創造本部SC事業部の森達哉さんは「なんばエリアには長年の歴史を経てきた素晴らしい建築物が多数残っている。EKIKANの高架も然りで、今から約80年前の戦前にできた高架をリノベーションし活用している。今回のイベントを通して、高架躯体・アーチや南海ビルの美しさに目を向けていただければ」と意気込む。
いずれも参加・観覧は無料だが、カフェでのドリンクなどの購入が必要。