大阪・南船場の写真ギャラリー「Photo Gallery 壹燈舎(いっとうしゃ)」(大阪市中央区南船場2、TEL 06-6121-6202)で11月28日、写真家チーム「Team Kanto-Daki」による写真展「away sweet day」が始まった。
大阪芸術大学通信教育部写真学科の同窓生である嶋崎実さん、竹村英紀さん、鶴岡玄光さんが所属する同チームは、「必死で大学に通っていた日々を忘れたくない」と卒業時の2007年に結成。3人全員が関東在住であることから「関東煮=Kanto-Daki」と名付けた。
これまで東京を拠点に全国各地で写真展を行ってきたが、今年が結成10年であることから3人が出会った大阪での開催を決めたという。作品の点数は約30点。これまで東京では3人がそれぞれの心境や状況を写真で表した作風、地方では土地ならではの魅力を表現した作風で展開してきたが、今回は東京で行ってきた作風をあえて大阪で行うという。竹村さんは「修業の場に降り立つ気持ち。ホームグラウンドだけれど、アウェーの地である大阪で写真展を行うのは緊張感がある」と話す。
竹村さんは「写真を通して多くのお客さまとコミュニケーションを取ることができたら。関東の色が濃く出ているKanto-Dakiの写真展を楽しんでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。12月3日まで。