大阪・千日前に1月5日、イタリアンレストラン「ビストロオリンピック」(大阪市中央区難波千日前、TEL 06-6616-9995)がオープンした。
東大阪で経営している居酒屋「オリンピック食堂」(東大阪市岩田町)の2店舗目となる同店。代表の夏井めぐみさんが、従業員の筒井大地さんに「都会で働くという新しいことに挑戦させてあげたい」と考え出店に至ったという。
メニューは、なんばの飲食店を中心に魚を卸す「魚屋ひでぞう」から新鮮な海鮮類を仕入れ、「カルパッチョ5種盛り」(2人前=1,058円)、「ムール貝の香草焼き」(410円)、「うなぎのキッシュ」(同)など魚料理を中心に約40種用意する。ドリンクは約50種。中でもワインにこだわり、ハンガリー、南アフリカ、ドイツなど世界各地から選んだボトルワインを20種用意する。
店舗面積は約76平方メートルで、席数は40席。花のような形が特徴的なランプがつり下がる、木目調であたたかみのある店内には、同店のロゴをデザインした阿部義和さんの作品を飾る。椅子の色や形をバラバラにするほか、鳥や手のオブジェを壁やカウンターに飾る遊び心も。
ターゲットは20~30代の男女で、客単価は約2,000円を想定する。夏井さんは「ちゃんと食べる日もそうでもない日も構えず気軽に入れる店。なんばではしごする際には、ぜひ毎回入れてください」と呼び掛け、筒井さんは「東大阪から出てきて、なんばは人が多くてびっくりしている。どんどん成長してより多くの人に喜んでもらえるようになりたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時。月曜定休(祝日の場合は翌火曜)。