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なんば高島屋で福井県物産展 大雪被害の温泉女将駆けつけ復興PR

左から福井県公式キャラクター「ラプト」、あわら温泉のおかみ達

左から福井県公式キャラクター「ラプト」、あわら温泉のおかみ達

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催会場で2月28日、福井県の物産展「越前・若狭の味と技紀行」が始まった。

越前箪笥(たんす)の職人、山口祐弘さん

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 福井県から、食料品店32店、工芸品店21店を一堂に集めた同展は今回で14回目。

 福井県では今年2月、記録的な大雪被害に見舞われたため、同展では復興支援として「ふるさと納税ブース」を設けるほか、開催初日には大雪の影響で約1万1000人のキャンセルが発生した「あわら温泉」から旅館のおかみが駆け付け、復興した福井県をPRした。

 「おかみの会」会長の山口由紀さんは「『心配していたよ、大丈夫?』などお声がけいただきうれしい」と話し、牧田千栄美さんは「元気になった『あわら温泉』を少しでもPRできてよかった」と笑顔を見せる。

 工芸品コーナーでは、福井県にある越前漆器、越前和紙など7つの国指定伝統工芸品の若手職人グループ「福井7人の工芸サムライ」が登場し、それぞれが伝統工芸品をアレンジした商品を展示販売する。越前箪笥(たんす)の職人、山口祐弘さんは越前箪笥をアレンジしたキャリーバッグを販売。山口さんは「大阪での出店はまだ少ないので、これをきっかけに伝統工芸について知ってほしい」と話す。

 食品コーナーでは、小浜の養殖サバをしょうゆ漬けしてパンに挟んだ「醤油香る鯖サンド」(801円)や、大野市が町おこし商品として考案したスイーツ「ショコラdeようかん」(173円)などを販売するほか、福井県で生まれたウメ品種「新平太夫」を完熟させた「黄金の梅」を使った「黄金の梅ソース デラックスフルーツパフェ」(1,404円)や、養殖鯖やサーモンを使った「養殖鯖海鮮丼」(2,268円)をイートインコーナーで提供する。

 営業時間は10時~20時(金曜・土曜は20時30分まで、最終日は17時まで)。3月5日まで。

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