大阪・道頓堀に6月14日、「道頓堀クレープ本店」(道頓堀1)がオープンした。運営は大阪を中心にたこ焼き店、お好み焼き店を展開する「くれおーる」(大阪市中央区千日前1)。
1999年にたこ焼き店として創業した同社。現在ではお好み焼き、串カツ、ステーキ店などを大阪と東京で12店舗展開している。同店は、2016年に「角座横丁」でオープンした「道頓堀クレープ」の2号店。7月末の「道頓堀角座」の閉館に伴い「角座横丁」も終了するが、「本当の意味で道頓堀の名物にする」ために2号店をオープンした。
オープンに合わせ、「大阪好っきやねんクレープ LOVE」を販売する。外国人観光客も道頓堀名物だと分かるように見た目にこだわった。たこ焼きに見立てたシューアイス、「なんでやねん」などとデコレーションされたマカロン、「LOVE」や「osaka」をかたどったメレンゲクッキーと旬の果物をこだわりのカリッと仕上げた生地にトッピングする。メニュー名は「一生の思い出になるように」という思いから名付けた。
クレープは、「大阪好っきやねんクレープ LOVE」(800円)のほか4種類を用意する。「イチゴバナナクレープ」(700円)、「イチゴミルククレープ」(600円)、「バナナチョコクレープ」(500円)は生クリームをカスタードに変更できる。クレープだけでなく、旬のフルーツを使用したかき氷2種類、ソフトクリーム6種類、ドリンク3種類も。道頓堀が食べ歩きの街であることから、提供商品は全て片手で持ちやすいようにしている。
店舗面積は約13平方メートル。2階にはイートインスペースがあり、座席はカウンターとテーブル合わせ11席。壁面には「道頓堀グリコサイン」のイラストを描いている。
同社社長の加西幸裕さんは「食の街、道頓堀に来て最高の思い出をつくって帰るのにスイーツで役に立てたら」と話す。
営業時間は11時30分~23時。