大阪・ミナミの地下街、なんばウォーク(大阪市中央区千日前2)で11月10日深夜、ホラーイベント「恐怖地下街 真夜中の赤ん坊」が開催される。
営業終了後のなんばウォークで行う「ミッション型ホラーゲーム」。2016年に初開催し、今年で3回目。閉店後の深夜に行うイベントにもかかわらず、初年度は約3800人が応募するほどの人気となった。今年はお化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんが同イベントを手掛ける。五味さんはお化け屋敷にストーリー性を持たせ、参加者にストーリーに即したミッションを課すことでより恐怖感を高める演出にするという。
「加代」という女性が商店街に生まれた赤ん坊を置き去りにした。罪悪感から赤ん坊を置いた場所に戻るが、赤ん坊の姿はなかった。毎日赤ん坊を探し続けたが、力尽き亡くなってしまった。それ以来、その商店街では加代の霊が現れると言われている。参加者は、買い物中商店街に置き忘れた大切な物を夜に取りに戻るというストーリー。
イベントでは、なんばウォークに隣接するビルに集合した参加者が、組ごとに時間をずらしてなんばウォーク内を順に回遊する。スタート時刻は11月10日翌1時30分(11日1時30分)で、最終組のスタートは翌4時ごろを予定する。
なんばウォークの中村頼一さんは「普段は決して入れない閉館後の深夜巨大地下街で、日本で唯一のお化け屋敷プロデューサー五味さんプロデュースによる、本気のホラーイベントをぜひ楽しんでほしい」と話す。
参加者は事前応募者の中から抽選で選ぶ。9月22日~10月21日のなんばウォーク利用3,000円以上のレシート(合算可)を貼り付けた応募用紙を、施設内に設置の応募箱に投函する。18歳以上限定で、高校生は不可。2人1組で応募する。定員は55組110人で、応募者多数の場合は抽選。今月21日まで受け付ける。