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なんば高島屋、地下西側をリニューアル 書籍を軸にスイーツ、ロボットも

購入した飲食物や書籍を自由に楽しめる共有スペースを60席設ける

購入した飲食物や書籍を自由に楽しめる共有スペースを60席設ける

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)の地下1階西ゾーンが10月8日、リニューアルオープンした。

ロボット売り場「ロボティクススタジオ」が関西初出店

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 隣接する高層ビル「なんばスカイオ」(同)が10月17日に開業するなど、周辺環境の変化を考慮し、なんば駅地下通路を通る客や近隣のオフィスワーカーを戦略ターゲットに据え、リニューアルした。

 リニューアルにより、地下1階西ゾーンは630平方メートルから1200平方メートルへと、ほぼ倍に増床した。増床部分はなんばスカイオの地下1階の一部を賃借する形だが、高島屋となんばスカイオとは地下1階レベルで直結はしない。

 リニューアル前からあった書籍・文房具店「丸善」は、西ゾーン奥(南側)の増床部分に移動。ビジネス書を減らし、30代オフィスワーカー女性に向けた、旅行、グルメ、ファッションなどのライフスタイル関連本と、絵本、図鑑、プログラミングなどの児童書を充実させた。店舗面積は510平方メートル。

 同じく増床部分に食料品や生活雑貨の「AKOMEYA TOKYO(アコメヤ トウキョウ)」が大阪初出店。店頭で販売する食品や調味料、器などを使ったメニューを食べることのできるイートインを併設する。店舗面積は260平方メートル。

 西ゾーン入り口に面した人通りの多い場所には、東京で人気のバターサンドクッキー専門店「プレスバターサンド」(15平方メートル)と、「ルタオ」を展開するケイシイシイ(北海道千歳市)の新ブランド「グッドモーニングテーブル」(50平方メートル)が全国初出店。マスカルポーネとジャージーミルクを使った「生クリームバーガー」(378円)や、北海道産のイチゴとミルクを使った「イチゴソフトミルク」(540円)などを販売する。

 同じく西ゾーン入り口には、新宿高島屋に昨年10月、百貨店初オープンしたロボット売り場「ロボティクススタジオ」が関西初出店。新宿店の約3倍の60平方メートルの売り場に、コミュニケーション型ロボット、家事の時短や利便性につながるIoT製品、スマートウォッチ、AIスピーカーなどを展示。話しかけたり、触ったりすることができる。隣接して「スターバックスコーヒー」(210平方メートル)も出店する。

 西ゾーンの中央部分を中心に、共有スペースとして、購入した飲食物や書籍を自由に楽しめる座席とテーブルを数多く設けた。席数は約60席。またスターバックスコーヒー横には旅行の書籍を、アコメヤ トウキョウ横には料理や器に関連した書籍を、ロボティクススタジオ横にはロボットやAI、プログラミングの書籍を配置するなど、フロア全体として書籍をキーアイテムとして点在させ、知的好奇心を刺激する。

 営業時間は10時~21時。スターバックスコーヒーのみ7時~22時30分。

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