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道頓堀のニュージャパンが来年3月末で閉館 「サウナ文化」広める

フロントに設置された案内板

フロントに設置された案内板

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 道頓堀の「ニュージャパンなんばビル」(大阪市中央区道頓堀2)が来年3月31日をもって閉館する。

オープン当初の「スチームバス」=1955(昭和30)年ごろ

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 1952(昭和27)年に建築、1960(昭和35)年に増築された、地下1階・地上9階建ての同ビル。建築から60年以上が経過し、各施設のリニューアルや補修工事を行ってきたが、経年劣化による建物の老朽化が激しく補修工事では対応できない箇所も出ており、取り壊すことになった。

 オープン当初から関西初の「スチームバス」を設置、増築後には大浴場やサウナを設けるなど、日本に「サウナ文化」を広める一翼を担った。現在は男性用スパ・サウナ「カバーナ」「スパプラザ」、女性用スパ・サウナ「レディースサウナ」、中華レストラン「敦煌」、屋外テラスバー「ウー」、クラブ「アルザル」などが入る。

 スパ部門長の本多眞一さんは「歴史のある施設で、お客さまだけでなく従業員にとっても、いろいろな思い出が詰まっている。常連の方をはじめ、お世話になった方にぜひご来店いただき、サービスでお返しできれば」と話す。

 運営元のニュージャパン観光(同)では、ニュージャパン梅田店、カプセル・イン大阪を運営しており、ニュージャパンブランドは今後も継続する。

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