平成元年から31年までの暦を額一面にあしらった「純金平成ビッグカレンダー」の展示が、大阪・心斎橋の貴金属店「GINZA TANAKA 心斎橋店」(大阪市中央区心斎橋1、TEL 06-6253-4111)で1月9日に始まった。
毎年恒例で貴金属で制作したカレンダーを販売する同店。今年は平成最後の節目の年であることから、純金5グラムを使った横約8センチ、縦約11.5センチの1年分のカレンダーを平成元年から31年分の31枚、購入者がカスタマイズできる同サイズのカード1枚の計32枚を、横約95センチ、縦約70センチの金箔(きんぱく)製の額一面にあしらった。31年の暦の部分は、誕生日や記念日の年月日に印のオーダーが可能なほか、カスタマイズ可能なカードは写真や絵柄、文字など自分好みにデザインすることができる。価格は198万円。
カレンダーの中から、1枚(5万2,000円)単位の購入も可能。毎年制作しているが、過去のものも販売するのは初めて。同カレンダーは昨年12月3日に販売が始まっており、すでに注文が入っているという。
店長の中村明生さんは「純金に印刷するのは非常に難しく、当社ならではの技術。世界にたった一つのカレンダーをぜひ作ってもらえたら。激動の平成を振り返ってほしい」と話す。
営業時間は10時30分~19時。展示は1月14日まで。