大阪市浪速区の「安全安心まちづくりPR大使」として活躍する大阪のご当地ヒーロー「地球戦士ゼロス」が2月末で活動を休止する。
「地球戦士ゼロス」は、浪速区内に本社を構えるジャングル(大阪市浪速区日本橋3)のオリジナルキャラクター。2009年に活動を開始し、2013年4月には浪速区が「安全安心まちづくりPR大使」として任命。交通安全や防犯などの啓発活動に協力してきたが、2月末で活動を休止することになった。
2月11日に「なんば住宅博」(敷津東1)イベントスペースで行われたゼロスの啓発ショー・握手会の場で、榊(さかき)正文浪速区長からゼロスに感謝状が贈呈され、詰め掛けた観客から大きな拍手が贈られた。
なんば経済新聞のインタビューに対しゼロスは「2月末までで活動を休止し、その後はユーチューブ上の動画は残るが、オープンスペースでのイベント出演などは今日が最後。浪速区の成人式に呼んでもらった際に、成人された方から『子どもの頃に見たことがある』と声を掛けられたことなどがうれしかった。10年間ありがとうございました。これからも皆の力で大阪を安全安心の街にしていきましょう」と答えた。
ゼロスは2月22日~24日に「ABCホール」(福島区)で舞台イベントを開催するが、全5回、1500枚のチケットは完売している。