動物写真家の岩合光昭さんの初監督映画「ねことじいちゃん」の公式写真展が2月16日から、大丸心斎橋(大阪市中央区心斎橋筋1)14階イベントホールで開催されている。
動物写真家として世界的に活躍する中、40年以上ライフワークとしてネコを撮影している岩合光昭さん。同店でも定期的に開催するネコの展覧会は、毎回女性を中心にリピーターが続出する人気ぶりだという。今回は、2月22日の「猫の日」に合わせて公開される自身初監督作品の撮り下ろし写真約160点を展示する。
累計発行部数50万部を超える人気漫画「ねことじいちゃん」を原作に映画化した同作。愛知県の離島・佐久島を舞台に、主演の立川志の輔さんや柴咲コウさんといった俳優たちと、100匹を超えるオーディションから選ばれた「タマ役」のベーコンをはじめとする37匹のネコを捉えた写真を展示する。岩谷さんのコメントが随所に載っているのも見どころの一つ。
併設するグッズコーナーでは、約500種のグッズを販売。同展オリジナルグッズのクリアファイルやノート、岩合さんの写真集などのほか、ネコをモチーフにしたさまざまなグッズを集めたコーナーも。
16日の開催初日はファミリー層や年配の方も訪れにぎわいを見せたという。広報担当の長谷川眞之さんは「映画をまだ見ていない人も、映画を見た後も楽しめる展示。ぜひ見に来て」と呼び掛ける。
入場料は、大人=800円、大学生・高校生=600円、中学生以下無料。開催時間は10時~20時30分(最終日は17時30分まで)。3月4日まで。