「フィルム写真」をテーマにし、大阪市内5カ所の写真ギャラリーが共同開催する「オオサカ・フィルム・フォトウォーク2019」が10月22日から始まる。
「写真のスタイルやギャラリーを越えて、写真を楽しむ人たちの輪が広がってほしい」と、南船場にある写真ギャラリーが共同で、同イベントの前身である「南船場フォトウォーク」を2012(平成24)年から開催。2017年から大阪市内の他エリアのギャラリーも加わり、「オオサカ・フィルム・フォトウォーク」として規模を拡大し、今回で8回目の開催。昨年は約2000人が来場した。
過去最大となる75人の写真愛好家が5会場に分かれて、フィルムカメラで撮影した写真作品を展示する。南船場エリアは「ソラリス」(大阪市中央区南船場3)、「Photo Gallery 壹燈舎(いっとうしゃ)」(中央区南船場2)、「ギャラリー・アビィ」(同)の3カ所と、大阪市内の「ギャラリーライムライト」(住吉区)、「ビーツギャラリー」(西区)の合わせて5カ所で開催する。
出展者自ら作る作品のタイトルボードは、名前以外にカメラの種類・フィルムのメーカー・現像した店などの情報を載せ、ほかの出展者や来場者との情報交換を楽しんでほしいという。期間中は各会場をめぐるスタンプラリーや、フィルム写真初心者も現像を体験できるワークショップなども予定する。
「ソラリス」の橋本大和さんは「今までフィルム写真に触れたことがない人にも、お祭りのようなイベントとして気軽に楽しんでもらいたい」と話す。
開催時間はギャラリーにより異なる。10月27日まで。