物を壊してストレスが発散できる「U2 unusual-underground(ユーツー アンユージュアル アンダーグラウンド)」(大阪市中央区難波千日前1)が10月16日、「ちゃぶ台返し」コースの提供を始めた。
9月8日、以前は「廃墟」がテーマのバーだった場所でオープンした同店。加藤忠信さんと白山敦司さんが共同で運営する。オープン当初のサービスは物をバットや鉄パイプで壊す「破壊エンタメ」だけだったが、「もう少し気軽に楽しめるように」と、「ちゃぶ台返し」とエアガンで的を壊す「エアガン」を始めた。店舗面積は約180平方メートル。壊す対象は炊飯器や扇風機、電話、ビンなどで廃品回収業者と提携して仕入れる。
ちゃぶ台返しコースは1回1,100円~。茶わんやビール瓶を並べたちゃぶ台をひっくり返すというもので、希望者には殿様のような衣装を無料で貸し出す。女性の利用が多いが、白山さんは「年配の方も気軽に楽しめるし、昔のアニメやドラマでよく見た光景なので一度は憧れるのでは」と予想する。
加藤さんは「最初はあまり気が進まない人でも、終わった後は飛び切りの笑顔で帰ってくれる。その笑顔を見た時が一番うれしい」と話し、続けて「体を動かすことでストレス発散のお手伝いができれば」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~21時。