国内外約200ブランド9000品目の商品を取りそろえるコスメ専門店「nanohana戎橋店」(大阪市中央区心斎橋筋2)が2月1日、大阪ミナミの戎橋近くにオープンした。
全国に約430店の調剤薬局やドラッグストアを展開するメディカルネットワークグループ(北海道札幌市)の「なの花西日本」(大阪府豊中市)が運営する同店。「キレイ カスタマイズ」をコンセプトに、化粧品に特化した新業態1号店となる。購入客のメインターゲットは、10代後半から30代の日本人女性だが、外国人観光客も多いエリアのため、中国語や韓国語などに対応するスタッフも常駐する。店舗は2階建てで、売り場面積は約330平方メートル。
1階は「キャンメイク」「レブロン」など国内外のプチプラ(低価格帯)コスメや、「CLIO(クリオ)」「3CE(スリーシーイー)」など約30ブランドの韓国コスメを自由に試すことができるフロアを展開。Kポップ音楽やライブ映像も流す。グリコ看板のランナーと一緒に「ゴール・イン」ポーズで撮影したり、だまし絵を撮影できたりするスポットも5カ所に用意する。
2階は国内ブランドの「資生堂」「コーセー」などのカウンセリング化粧品や、オーガニックコスメを集めたコーナ「hana garden(ハナガーデン)」では、「みんなでみらいを」「AQUA AQUA(アクア アクア)」などを扱い、週末にはオーガニックコスメを作るワークショップなどを開催する。「テスターステーション」には4ブースを設置し、座って化粧品を自由に試すことができる。
同社ライフケア事業部長の下山英介さんは「近隣にドラッグストアは多いが、コスメに特化した店は少ないと思う。『インスタ映え』する写真が撮れる撮影スポットもあるので、楽しみながらコスメを選んでほしい」と話す。
営業時間は10時~22時。