南海電鉄が運営する商業施設「なんばパークス」(大阪市浪速区難波中2、TEL 06-6644-7100)が3月18日、リニューアルオープンした。
「緑との共存」をテーマに2003(平成15)年、大阪球場の跡地にオープンした同施設。今回、4月下旬などにオープンする店も含めて新店が23店舗、移転や改装が14店舗の、合計37店舗がオープンする。「代々木アニメーション学院 なんば校」など専門学校も入居する。
大型遊具などが体験できる、子ども向けの遊び場「DADWEY PLAY STUDIO」が西日本初出店。18日オープン予定だったがコロナウイルスの影響で延期となった。7月下旬には体験型テーマパーク「リトルおやつタウンNamba」がオープンするなど体験型施設を誘致し、競合との差別化を図る。
飲食エリアではリニューアルに先立って、2019年12月に「ソードアート・オンラインカフェ」がオープンしたほか、ロサンゼルス発のオーガニック食材を扱う「アースカフェ」が4月下旬に関西初出店。うらなんばで人気のすし店「ときすし」も商業施設初出店で4月下旬にオープンする。
セレクトショップ「アンフォロー」やアウトドアメーカー「オレンジ」も商業施設初出店。高島屋が手掛ける「T-terrace」2階も合わせてリニューアルし、床材の張り替えや入り口のサイン壁を撤去して視認性を向上。バッグブランド「オロビアンコ」が関西初出店するほか、同じくバッグブランド「ブリーフィング」が家具店「オノエファニチャー」に替わって出店。ファッション性を前面に打ち出した。
3階パークスガーデンの植栽エリアにはウッドデッキスペースを新設。2019年11月にオープンした4階ウッドデッキスペース、5階せせらぎの杜(もり)と合わせてパークスガーデンのリニューアルが完了した。
営業時間は11時~21時(レストランは23時まで)、ガーデンは10時~24時。