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大阪・道頓堀に中国発のティー専門店「奈雪の茶」 国内初出店

「奈雪の茶」の外観

「奈雪の茶」の外観

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 中国発のティー専門店「奈雪の茶」(TEL 06-4256-3185)が7月4日、総合免税店「ラオックス 道頓堀店」(大阪市中央区道頓堀1)1階に国内1号店をオープンする。運営は品道(ビンダウ)(東京都港区)。

提供するティードリンク

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 「一杯のお茶と一口のパンの幸せな出会い。」がコンセプトの同ブランドは、2015年の創業以来、中国50都市とシンガポールで約360店舗を展開。自家茶園で管理する無添加・無香料の茶葉と、季節の果物を合わせた「フルーツティー」などのティードリンク、人口添加物を含まないパン「奈雪シグネチャーベーカリー」を提供する。

 200平方メートルの店内には、テーブル席やカウンター席を全65席用意。ティードリンクはジャスミン茶をベースにしたものを中心とし、イチゴのショートケーキをイメージした「いちごチーズティー」(コールド=880円、ホット=850円)、同ブランドのベストセラードリンクで、ジャスミンティーにオレンジジュース、スライスしたオレンジの果実が入った「奈雪オレンジジャスミン」(同=700円、同=750円)など約20種類をそろえる。台湾・阿里山で作られた大紅袍烏龍茶を使ったタピオカミルクティー(800円)や、アボカドのピューレを混ぜ、バニラアイスを載せたフロートティー「アボカドココナッツアイスクリームティー」(800円)なども。

 提供するパンは、独自の製法で高加水パンに仕上げており、「柔らかくもちもちとした食感」が特徴。北海道産の生クリームにイチゴを載せた、中国でも人気の「魔法棒イチゴ」(S=380円、L=700円)、パンの中にカボチャ、有機小豆で作った餡子(あんこ)、おもちが入った「ドゥドゥかぼちゃ」(350円)のほか、パンの中に大阪名物「たこ焼き」を入れた道頓堀店限定メニュー「たこ焼きパン」(250円)など常時20種類を用意する(価格は全て税別)。

 副社長の黄華文(ワンマン)さんは、同エリアについて「今はコロナの影響があるが、地元の人や観光客が多く足を運ぶ場所」と話し、「日本にもお茶を飲む文化があるが、若者を中心にお茶を飲む人が少なくなっていると感じている。当店では高品質な茶葉、果物など素材にこだわっているので、若者たちに本当に良いお茶を伝えて、お茶の魅力を発信していけたら」と話す。

 営業時間は11時~20時。

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