猛禽類カフェ「ラプターランド シャベル」(大阪市浪速区幸町1、TEL 06-7172-7939)が7月1日、なんばにオープンした。
約24坪の店内でフクロウやミミズク、タカなどの猛禽類15匹以上を飼育する。大型モニターを設置したキッズスペースを備えるほか、ジャングルジムやおもちゃ、おむつ替えスペースも用意。保育士の資格を持つスタッフもおり、子ども連れや家族での来店を見込んでいる。
入場料や時間制限はなく、利用料は、大人=1,500円、1歳以上小学生以下=1,000円。ドリンク1杯、エサやり体験、写真撮影のいずれかを選択できる。追加の場合は1つ300円~。フクロウの販売も行っており、1羽=30万円~。
店主の神麻裕美さんは、動物の専門学校を卒業後、アニマルショーやペットシッター、フクロウカフェ店長など、動物飼育、調教に約20年間携わってきたという。自身に子どもができたことから、子連れでも楽しめる動物カフェを作りたいと思い、クラウドファンディングで資金を調達。新型コロナウイルスの影響により2カ月遅れとなったが、今回オープンに至った。祖母が営んでいたお店の名前「シャベル」に猛禽類を指す「ラプター」を合わせ、店名を「ラプターランド シャベル」とした。
神麻さんは「自分もスタッフも子育てをしながら大好きな動物と触れ合える。動物と人をつなげる場所を作るというのが夢で、それがやっと実現した。家族で一緒に来店してもらえたら」と話す。
営業時間は11時~18時。