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なんばパークス内の肌着店が「故人への親孝行」企画 劇団経験者を親役に

企画したオネスティーズの西出社長

企画したオネスティーズの西出社長

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 なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)5階「idsumiピクルス」で肌着を販売する「オネスティーズ」(大阪府泉佐野市)は8月8日・9日に、劇団経験者を親に見立てて親孝行を体験してもらう「親孝行リメンバー」を実施する。同社は実施に先立ち、7月12日から同店で応募を受け付けている。

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 同社が製造・販売する、裏表のない肌着「オネスティーズ」(2,475円)が母の日や父の日の贈り物として買われることが多く、「親孝行できるもの」と認知が広がってきたことから企画。8月8日の「親孝行の日」に合わせて、戦争で親を亡くした人のもとへ劇団経験者を派遣し、実現できなかった親孝行を体験してもらう。

 親役と触れ合う時間は最大2時間で、その間のストーリー、してあげたいことなどは応募者が考える。親役の派遣は無料だが、孝行に使う費用は応募者が負担する。応募は同店のほか、ホームページからも受け付け、全国から幅広く募る。募集定員は8人で、それを超えた場合は企画への思いが強い人を選考する。

 西出喜世彦社長は「毎年お盆になると、『沈没した戦艦大和に登場予定だったが辛うじて命拾いした』という祖父の話を思い出す。今回の企画で親孝行できなかった人の気持ちが少しでも報われれば」と話し、続けて「突然別れがくることもある。今親が生きている人は恥ずかしがらずに孝行して」と呼び掛ける。

 同店では8月8日~16日の間、「親思い」なメッセージを持参することで同製品を半額で提供する企画(1人1枚まで)も連動して行う。

 営業時間は11時~21時。募集期間は7月23日まで。

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