食品ロス削減を目指すイベントが10月14日、大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1、TEL 06-6271-1231)地下1階イベントスペースで始まった。
食品ロス削減を掲げ、食品通販サイト「ロスゼロ」を運営する「ビューティフルスマイル」(西区)と同店が企画し、コロナ禍で販路を失った食品を紹介する同イベント。消費者の意識向上や応援購入を推進するのが狙い。
北海道の「美瑛フリーズドライとうきび」(1,900円)、「北海道メロンゼリー」(6個、500円)サービスエリアで販売する「丹波の黒豆ぐらっせ」(1,000円)など国内観光客やインバウンドの減少で影響を受けた土産や食品が並ぶ。価格は正規よりも3割ほど安いという。商品紹介欄には「帰省する人が激減し、ギフトの機会が減った夏向け商品」「カフェなどの休業によるロス」など理由を書くことで、消費者の食品ロスへの興味関心を喚起する。
ビューティフルスマイルの前川麻希さんは「コロナが広まりだしてから、取り扱う量が10倍以上になった。一人でも多くの人に食品ロスの現状を知ってもらえたら」と呼び掛ける。
営業時間は10時~20時。今月27日まで。