大阪の食べ物をはじめ、日本各地の物産品などが買える「とんぼり夜市」が11月20日、道頓堀川沿いの遊歩道「とんぼりリバーウォーク」(大阪市中央区道頓堀6)で始まった。
来阪者の回遊、夜間の消費の活性化を目的に、JTBや道頓堀商店会、大阪観光局などで組織する「道頓堀ナイトカルチャー創造協議会」が企画。アフターコロナのインバウンド需要回復や2025年の大阪万博を見据え、官民連携でイベントを中長期的に発展させて道頓堀のナイトパーク化を目指す。
たこ焼き店「たこ家道頓堀くくる」や、串カツ店「串カツだるま」など飲食店から、工芸品を扱う「Osaka&」「OSAKAものことファクトリー」まで約20店が入れ替わりで出店する。御堂筋沿いで始まっているイルミネーションイベント「大阪・光の饗宴」とも連携し、両岸には台湾ランタンのようなちょうちんをつり並べる。
道頓堀商店会の北辻稔事務局長は「夜市で掘り出し物を見つけて、帰りに道頓堀でおいしいものを食べてほしい。感染対策をきっちりしながら、にぎわいを少しずつ取り戻せて行けたら」と期待を寄せる。
開催時間は金曜・土曜の16時~22時。12月26日まで。