「千日地蔵尊通り」の石畳舗装の工事が12月10日完了し、式典が行われた。
千日地蔵尊通りは千日前道具屋筋商店街の西側に位置する約100メートルの通りで、現在は30店ほどの飲食店でにぎわっている。10年前に集客力の強化や魅力向上を目的に石畳舗装を計画するも、資金不足などで計画は止まっていたが、今年になって新型コロナウイルスの感染が拡大。「にぎわい創出や街の魅力を強化するためにも計画を進めよう」と各社が団結し、10月下旬から工事が始まっていた。
式典で不動産会社「BRAVE」(大阪市中央区難波千日前)の山部和孝社長は「関係各所と連絡を取り、完成にこぎ着けた。今後もエリアの発展に協力したい」とあいさつ。なんさん通り商店会の副会長、木本昌太朗さんは「地域の魅力向上につながれば」と期待を寄せる。石畳の管理・運営は近隣のテナントが協力して行うという。