韓国発フライドチキン専門店「NENE CHICKEN(ネネチキン)」(大阪市中央区道頓堀1)が2月5日、道頓堀にオープンした。
ネネチキンは1999年に韓国で創業し、韓国内に1200店舗を展開する。2020年2月、日本1号店を東京・大久保にオープンし、名古屋、大阪、京都にも出店する。10代後半~20代前半の女性を中心に、コロナ禍でも人気が衰えなかったという。チキンとビール(メクチュ)を一緒に味わう、韓国では定番の組み合わせ「チメク」を楽しめる。
道頓堀店は国内6店目で、大阪は鶴橋店に次ぐ2店目。同店はたこ焼き店、お好み焼き店を展開するくれおーる(千日前1)が、くれおーる道頓堀店2階部分をフランチャイズ店として運営する。席数は60席。客単価は昼=1,500円、夜=2,000円~2,500円。
チキンは、プレーン味の「フライドチキン」、甘辛い味の「ヤンニョムチキン」、粉チーズがかかった「スノーウィングチキン」、ニンニクが効いた「カルビチキン」、激辛味の「ホットブリングチキン」(ハーフ=1,740円、1羽=2,840円)の5種類。骨付きか骨無しチキンを選べる。好みの味のハーフサイズを2種類盛り合わせた「ハーフ&ハーフチキン」(2,950円)も。
スンドゥブチゲ、チヂミ(以上970円~)、キンパ(750円)、冷麺(860円~)など、韓国料理を30種類以上そろえる。ドリンクは、生ビール(390円~)、ハイボール(530円)、サワー、梅酒(以上480円)など40種類以上。マッコリや韓国焼酎・ソジュなどの韓国酒は、フルーツのフレーバーで飲みやすい種類も用意。大部分のフードメニューはテークアウトにも対応する。
くれおーるの加西幸裕社長は「コロナ禍で海外との往来ができない現在、若い世代をメインに旅行体験を気軽に楽しめる場になれば」と話す。新型コロナウイルス対策として、入店時の検温、手指消毒や、定期的な店内の換気や消毒、席の間引きなどを講じる。
営業時間は11時~23時(緊急事態宣言中は20時まで)。