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南海ホークスの資料館がリニューアル クラファンで4,000万円集まる

リニューアルした「南海ホークスメモリアルギャラリー」

リニューアルした「南海ホークスメモリアルギャラリー」

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 「南海ホークスメモリアルギャラリー」(大阪市浪速区難波中2)が2月14日、リニューアルオープンした。

リニューアル前のギャラリー

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 複合商業施設「なんばパークス」(同)が開業して2年後の2007(平成19)年にオープンし、南海ホークスで活躍した選手をパネルで紹介するほか、ユニホームやバットなどを展示している同館。同チームで活躍した野村克也さんの資料がなかったことから、現役時代一緒にプレーしていた江本孟紀さんが発起人となり、昨年11月からクラウドファンディングでリニューアルの資金を募っていた。

 目標金額の2,000万円は12月22日に到達し、1月11日の終了までに約4,300万円が集まった。同プロジェクトの支援ページには「大阪球場での現役のプレー姿、少年時代の思い出として脳裏に残っています。多くの方と共有できますように願っております」「なんばイコール大阪球場、大阪球場イコール南海ホークス、南海ホークスイコール野村克也です」(以上、原文ママ)など応援メッセージが多く寄せられた。

 江本さんはオープニングイベントで、「施設ができたとき、一緒にプレーした野村克也さんがいなかったことが、どうしても気掛かりだった。多くの関係者、ファンの方のおかげでようやく野村さんが帰ってきた。野村さんも喜んでいるはず」と感謝の言葉を述べた。イベントには松井一郎市長も登壇。「大阪市ではにぎわい創出の取り組みをいろいろしている。野村さんが帰ってきたことで、より大阪のにぎわいにつながるのではないか」と施設リニューアルに期待を寄せた。

 リニューアルでは既存の展示パネルに野村さんを加えるほか、野村さんゆかりの品を展示する予定だったが、支援金が目標額を上回ったことで、外観も併せてリニューアル。「野村克也 青春のホームベース」「栄光の南海ホークス」「大阪球場ヒストリー」など5つの映像作品も館内放送用として追加されている。

 営業時間は10時~21時(緊急事態宣言中は20時まで)。入場無料。

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