ホテルフォルツァ大阪なんば道頓堀(大阪市中央区道頓堀1)が5月1日、開業した。
ホテルフォルツァはエフ・ジェイ ホテルズ(福岡県福岡市)が展開するブランドで、大阪なんば道頓堀は大阪エリアでは2店舗目、全国では10店舗目。
客室は全て禁煙。ダブルの部屋136室とトリプルの部屋44室の計180室。館内にモダンアートなどを飾っているのが特徴の同チェーンだが、道頓堀への出店ということで、たこ焼きなどのイラストを食堂に飾るほか、漫才をしている絵など、さまざまな箇所に関西にちなんだ絵を装飾。フロントカウンターの後ろには古地図風のイラストで道頓堀と大阪の名所などが描かれている。
土地柄、インバウンド需要を想定していたが、現在は近畿圏からのレジャーユースが6割という。
支配人の稲員(いなかず)健太郎さんは「ワクチン接種も一段落すれば国内需要が増えていく。そうなれば京都や奈良へのアクセスの面から関西旅行の起点としやすい大阪、特に道頓堀は活気づくので、その時に華やかな街を観光した後に、ゆっくりくつろげる場所を提供したい」と話す。