一般社団法人「日本障がい者e-スポーツ協会」(大阪市西区阿波座1)が6月19日、障がい者向けeスポーツ大会「アワハウスカップ」をオンライン開催する。
福祉事業を手掛ける「アワハウス」(同)が2020年、障がい者の社会復帰や自立生活支援を目的に設立した同協会。「アワハウスカップ」は同年10月に初開催した。3回目となる今年は同社からライブ中継を行い、出場者はオンラインで参加する。
ゲームタイトルはパズルゲームとサッカーゲームの2種類。障がい者手帳所持者や、就労支援施設などの福祉サービス利用者が参加できる。募集人数は16人~32人。参加希望者は事前に専用サイトで応募する。過去大会の参加者からは「目的を持つことにつながり、就労施設に毎日通うエネルギーになった」「全国の障がい者施設の人と交流できてうれしい」などの声が寄せられたという。
同協会代表理事の前田一成さんは「プロゲーマーとして障がい者も社会参加できる未来になれば。雇用の創出にもつながるような大会にしたい」と話す。
応募受け付けは6月7日まで。