南海電鉄が7月25日、パークスタワー(大阪市浪速区難波中2)で「南海沿線アトツギソン」を開催する。
「沿線企業支援プロジェクト」に取り組む南海電鉄が2019年、沿線価値の向上を目的に初開催した同イベント。南海沿線にある中小企業の後継者などを対象に、経営資源を活用した新規事業を考えるワークショップで、これまでに約60人が参加している。参加者からは「やりたいことが鮮明になった」「同じ志を持った仲間を見つける機会ができてよかった」などの声が寄せられたという。
ワークショップ前半では家業の弱み・強みを分析し、参加者自身の経験・得意分野なども踏まえて新規事業を考える。後半は実際に新規事業を立ち上げた経営者と一緒に、前半で考えた新規事業のプランを磨き上げる。
現在、参加者を募集している。対象は、34歳未満で南海沿線に親族の営む事業所がある中小企業・商店などの後継者やその候補。まだ跡を継ぐか決めていない人も対象になる。参加無料。定員は40人。応募受け付けは7月18日まで。