ミナミのたこ焼き店「くれおーる」「くくる」「たこ八」が新型コロナ下で協力し、3社のたこ焼きをセット販売している。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、観光客が激減し、苦しい状況が続くミナミエリア。「本当は店に来てほしいけれど、今はおうちでたこ焼きを楽しんでもらいたい」と、くれおーるの加西幸裕社長が2社に声を掛けた。
クラウドファンディングを活用し、3社のたこ焼きが合計39個入ったセット(5,000円)と78個入ったセット(9,000円)の2種類を販売。それぞれに、各店舗で使える500円のチケットも付ける。集まった資金は宅配の配送料などに充てる。
企画に協力する大手広告大阪本社(大阪市北区)の下高原啓人さんは「道頓堀は全国を代表する観光地。代名詞ともいわれるたこ焼き店を救える企画として発案した。このような取り組みを全国の観光地に広められたら」と話す。
クラウドファンディングの実施期間は10月31日まで。