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高島屋でファッション展 「ボーダーレス」「アップサイクル」テーマに

左から、宮田社長(音遊)、小出社長(人形工房 松寿)、平林理事長(X-Style)

左から、宮田社長(音遊)、小出社長(人形工房 松寿)、平林理事長(X-Style)

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 高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)で11月24日、「ボーダーレス」「アップサイクル」「伝統産業の継承」をテーマにしたファッションイベントが始まった。

会場の様子

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 「Japonism Kimono~古き良きものを新しいものへ~」と題し、国籍・性別などに関係なく楽しめるファッションを提案する。出店するのは、一般社団法人日本障がい者ファッション協会(茨木市)理事長の平林景さんが中心となって手掛けるブランド「X-Style(クロススタイル)」、アップサイクル着物を提案する「音遊(おんゆう)」(堺市)、ひな人形・市松人形を製造する「人形工房 松寿(しょうじゅ)」(東大阪市)の3ブランド。

 クロススタイルが販売する「bottom'all(ボトモール)」は、車いす利用者や福祉関係者と意見交換を重ねて開発された、スカートのような形のボトム。「年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、誰もがはける」という意味を商品名に込めた。平林さんは「車いす利用者と話す機会があり、満足のいくファッションができないという悩みを打ち明けられた。そこで1人でも着脱しやすく、座った状態でも美しいシルエットが保てるボトムを作ろうと考えた」と話す。

 音遊は着物の帯をベルトにしたものや、和装・洋装に関係なく合わせることができるというアイテムを販売する。音遊の宮田真由美社長は「着物をカジュアル化することで、身に着けるシーンを増やしていきたい」と話す。人形工房 松寿は人形製作の技術を生かし、髪飾りやイヤリング、ポーチなどを用意する。人形工房 松寿の小出道子社長は「少子高齢化などを受けて、ひな人形を飾らなくなる家庭も増えているが、身近に楽しめるアクセサリーなどを入り口に、人形文化にも興味を持ってもらえたら」と期待を込める。

 クロススタイルは2022年10月、パリで開催されるファッションショーに参加する予定で、参加するに当たり、高島屋日本橋店で廃棄着物と帯を活用したアップサイクルウエアのデザインを公募する。入賞作品はファッションショーで披露される。

 開催時間は10時~20時。今月30日まで。

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