日本橋のうどん店「き田たけうどん」(大阪市浪速区難波中2)が4月1日から、別ブランドのきしめんやラーメンを期間限定で提供する。
店主の木田武史さんは2003(平成15)年、千日前に「釜たけうどん」を出店。ちくわと卵のてんぷらが乗った「ちく玉天ぶっかけ」や、キムチと食べるラー油を乗せた「キムラ君」などユニークな商品を開発し販売していたが、2017(平成29)年に閉店。新たなチャレンジとして2018(平成30)年に、細麺を扱う「き田たけうどん」を出店した。店舗面積は約50平方メートル。席数は、カウンター席=3席、テーブル席=16席。
木田さんは3月下旬から4月中旬まで、右ひざ手術のため休業する。その期間を利用して別ブランドが営業する。出店するのは名古屋の「星が丘製麺所」、全国のラーメンをネット販売する「menjoy(メンジョイ)」の2ブランド。星が丘製麺所は2021年5月、名古屋にオープンしたきしめん専門店で、最新の冷凍技術を使った「冷凍きしめん」が主力商品のブランド。期間中、すだちが入った「太門(たもん)」(680円)、「みそ」(550円)を提供するほか、冷凍きしめん(250円)の販売も行う。
「menjoy」は2020年11月、食品関連機材のレンタルを手がける「クールランド」(兵庫県神戸市)が立ち上げた。本社敷地内に冷凍ラーメンを製造するセントラルキッチンを設置し、全国のラーメンを商品化している。期間中、「極濃豚骨らーめん小僧」(4月1日)、「らーめんstyle JUNK STORY」(4月3日、6日)など5ブランドのラーメン(各1,000円)を提供する。
木田さんは「2ブランドとも『冷凍』にこだわっている。ECサイトも展開しているので、自宅でも食べて冷凍技術の高さを感じてもらえたら」と話す。
営業時間は11時~15時。4月10日まで。