「WORKMAN Shoes(ワークマン シューズ)」(TEL 06-6631-8220)が4月1日、なんばCITY(大阪市中央区難波5)北館2階にオープンした。
カジュアルなアイテムをそろえた「ワークマンプラス」、女性用ウエアが主体の「ワークマン女子」など合わせて940店舗を全国展開する「ワークマン」(群馬県伊勢崎市)では、既存店の靴売り場拡張が難しくなったことから、靴に特化した店舗を出店する。
なんばCITYの新店舗では、入り口近くに女性用パンプスやバレエシューズを配置するほか、女性用タウンウエアを並べることで同時購買の意欲を引き出す。通路を挟んで対面に昨年オープンした「ワークマン女子」があることから女性利用が多いと考え、売り上げの2割がパンプスになると同社は予想する。ワークマン女子と合わせると店舗面積は約520平方メートルで、既存店の中では最大規模という。初年度は2億5,000万円の売り上げを目指す。
靴は自社開発の一般靴を主体に、カジュアル、スポーツ、アウトドアシューズに絞って販売する。価格は980円から2,900円まで4段階で、歩きやすさ、撥水(はっすい)、ランニング用など機能によって価格差をつける。街中で着られるようなウエアやトートバッグ、ポーチなども一緒に販売する。開店当初の混雑を予想し、アイテムは最大で60種類程度にとどめる。
ワークマンシューズは今年6月、東京・池袋にも出店する。新規事業部の島健太郎部長は「アイテム数が150まで増えた段階で路面に出店し、10年で200店舗、売り上げ300億円を目指す。ABCマート、チヨダ、ジーフットの靴専業小売り3強に次ぐ売り上げが目標」と意気込む。
営業時間は11時~21時。