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「ミナミを国際観光都市に」 万博やIR見据え、南海電鉄などがビジョン発表

「難波チャーフェス(仮称)」 なんば広場駅前想像図

「難波チャーフェス(仮称)」 なんば広場駅前想像図

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 南海電鉄と大阪商工会議所が4月15日、「難波エリアの都市格を『エンタメ』と『ステイ』の力で高めるまちづくりビジョン」を発表した。

なにわ筋線新駅周辺拠点 想像図

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 2025年の大阪・関西万博開催、2029年のIR開業、2031年のなにわ筋線開業を見据えて掲げる同ビジョンでは、なんば駅前広場や道頓堀とんぼりリバーウォーク、ミナミ周辺の商店街など街全体での万博開催時におけるフェスティバル開催、なにわ筋線の新駅周辺における拠点づくりなどを提案する。

 エンターテインメント面では、大阪・関西万博開催時に「食いだおれ」「文化芸術」「にぎわい」を融合させた「難波チャーフェス(仮称)」を開催する。道頓堀やなんば駅前広場など「まちなか」と、エリアに点在する施設を舞台にイベントを計画する。ミナミの「カルチャー」、新たな挑戦を受け入れる「ベンチャー」、わくわくする「アドベンチャー」などから命名した。

 ステイ面では、なにわ筋線新駅周辺にインバウンド(訪日外国人旅行者)が居住・滞在できる施設を用意するほか、地上と地下空間を立体的につなげる街区整備を計画。関西空港駅直結の立地を生かしたエリア成長を目指す。

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