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ワッハ上方で「蔵出し名品展」 演芸人の衣装や楽屋のれんなど100点

衣装や楽屋のれんが展示された館内

衣装や楽屋のれんが展示された館内

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 収蔵資料を紹介する「蔵出し名品展」が4月12日、「大阪府立上方演芸資料館(愛称=ワッハ上方)」(大阪市中央区難波千日前、TEL 06-6631-0884)企画展示エリアで始まった。

落語家時代の明石家さんまさんが出演した岩田寄席の演目案内や桂三枝さんなどのサイン

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 「上方演芸の保存及び振興を図るとともに府民に上方演芸に親しむ場を提供し、大阪文化の発展に資する」目的でオープンした同館。1996(平成8)年11月に開館し、昨年11月で25周年を迎えた。同館が所有する演芸人にまつわる品を、期間中に入れ替えて100点展示する。

 落語家時代の明石家さんまさんが出演した岩田寄席の演目案内や横山たかしさんが着用した舞台衣装などを展示する。同館主査の五味誠さんは「『大阪人が二人寄れば漫才である』というフレーズを耳にしたことがある人は多いと思う。そのフレーズのきっかけと思われる色紙が残っているのは興味深い」という。そのほか、ポスターやサイン、台本なども展示する。

 五味さんは「一度に展示しきれないので7月に展示品を入れ替える。資料を通じて演芸の歴史を幅広い層の人に知ってほしい。」と話す。

 開館時間は10時~18時。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。入館無料。9月30日まで。

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