日本橋のDJスクール「IDPS大阪校」(大阪市中央区西心斎橋2)が4月5日、開校6周年を迎えた。
同校では6周年に当たり、室内設備を刷新。DJブースのスピーカーを3台から7台に増設したほか、収録音源を調整する「ミキシング」スペースを新設した。主任講師の坂田大輔さんは「コロナ禍でイベントが減っている中、いきなりクラブに立つと音圧や暗さなど練習場所と違って戸惑うことが多い」と話す。室内をクラブの雰囲気に近づけるために、レーザー光線を放つ機材も導入したという。
5月2日・3日はホテル「モクシー大阪本町」(大阪市中央区瓦町2)でイベントを開催する(15時~22時、入場無料)。イベントにはプロや、同校の生徒6人含む14人のDJが交代で出演する。台湾産ビール「バックスキン」を販売するビアガーデンも併設し、海外旅行気分を演出する。
坂田さんは「まるで異国に来たかのような気分が味わっていただけたら。海外旅行に行きにくい中、ミナミの楽しみの一つとして定着させていきたい」と意気込む。「有名ホテルから声がかかったり、雑誌に特集されたりと徐々にDJ文化が浸透してきてうれしい。新たなエンターテインメントとして定着し、DJ活躍の場が広がれば」と期待を寄せる。