「文楽」をテーマにした企画展が11月8日、ホテルロイヤルクラシック大阪（大阪市中央区難波4）5階で始まった。

　「ホテル＆ミュージアム」をコンセプトに2019年12月、新歌舞伎座跡地に開業した同ホテル。館内には美術評論家の伊藤順二さん、東京・銀座の画廊「ホワイトストーンギャラリー」が共同で監修したアート作品100点以上を展示する。

　会期を3部に分け、1部では切り絵作家の杉江みどりさんが、2部では版画家の木村光佑さんがそれぞれのアートを通して「文楽」を表現する。3部はアート書家やイラストレーターなど複数人が出展する。

　同ホテル広報担当者の村上恭子さんは「大阪が培ってきた伝統芸能を、美術とコラボレーションすることで支援していけたら」と話す。

　開館時間は11時～20時。開催期間は1部＝11月11日まで、2部＝15日～18日、3部＝来年1月17日～20日。入場無料。