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なんばパークスが「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」に選定

なんばパークス

なんばパークス

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 なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)が5月9日、大阪市が選ぶ「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」の一つに入った。

なんばパークス全景

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 大阪の新しい魅力を発信する「生きた建築ミュージアム事業」を展開している同市。同セレクションは、2013(平成25)年から毎年、生きた建築ミュージアム推進有識者会議が御堂筋周辺を中心とする都心エリアの魅力的な建築物などを選定してきた。今年はなんばパークスのほか、リーガロイヤルホテルや新大阪駅、HEPなど47件を選定した。

 なんばパークスは、南海ホークスの本拠地球場跡に2007(平成19)年、オープンした商業施設。屋上庭園「パークスガーデン」の曲線の階段や円形のテラスなどさまざまな形状の導線や、約500種類・10万株の植物や樹木が歩く人の楽しさにつながる点を評価した。2階に続く「キャニオンストリート」の、建物内外の回りやすさや、グランドキャニオンをイメージした地層のような色彩も選定理由となった。

 同施設を所有する南海電気鉄道(大阪市中央区)の寺田衣里さんは「商業施設と屋上公園が一体となって、都市に貢献できる豊かな体験の場をつくりたいという開業時の思いが評価され大変うれしい。来店する際には、買い物と併せて建物や庭に注目して楽しんでもらえたら」と話す。

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